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AWS DAILY
重要度:通常新機能対応不要

Lambda の自己管理 Kafka ESM でキュー消費に対応

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概要

2026年11月2日の What's New は、自己管理の Apache Kafka イベントソースに Queue モードが追加されたと発表しました。対象は自分で動かすクラスターと Confluent Cloud などです。前提は share groups を有効にした Kafka 4.2 以降で、Queue モードはパーティションの順序を保ちません。既存マッピングが自動で切り替わるとは書かれていません。

変更内容

  • 対象は自己管理 Kafka のイベントソースで、自分で動かすクラスターと Confluent Cloud などが含まれる
  • Queue モードは、作成時に ConsumptionMode を Queue にした場合の動作である。未指定時の既定は Stream
  • 前提は share groups を有効にしたクラスターで、開発者ガイドの利用条件は Apache Kafka 4.2 以降
  • Queue モードはパーティション順序を保たない。各イベントポーラーの同時実行は最大 10
  • 開発者ガイドは、Amazon MSK が現時点で Queue モードに非対応だと記載している

公式発表で確認できる事実

What's New の投稿日は 2026年11月2日です。RSS の時刻は 2026-11-02 17:00:00 GMT です。

  • 対象は、自己管理の Apache Kafka イベントソースです。利用者が自分で動かすクラスターと、Confluent Cloud のようなマネージド提供が含まれます。
  • これまではコンシューマーグループで、1 パーティションをグループ内の 1 コンシューマーが担当していました。
  • Queue モードは Apache Kafka 4.2 で一般提供された share groups を使います。クラスターで share groups が有効である必要があります。例として Apache Kafka 4.2 以降が挙げられています。
  • 複数のイベントポーラーが同じパーティションを同時に読めます。各ポーラーの同時実行は最大 10 です。
  • パーティション内の順序は保たれません。順序を必要としない処理向けです。
  • 始めるには、自己管理 Kafka のイベントソースを作り、ConsumptionMode を Queue にします。コンソール、Lambda API、CLI、CloudFormation、SAM、CDK が案内されています。既存のマッピングが自動で Queue に変わるとは書いていません。
  • 標準の Lambda 料金が適用されます。プロビジョンドモードを設定した場合は Event Poller Unit の利用にも料金がかかると書かれています。金額は発表にありません。
  • 利用範囲は、自己管理 Kafka のイベントソースが使えるすべての商用リージョンです。東京と大阪の名前はありません。

開発者ガイドで確認できる事実

開発者ガイドの Queue モードのページと、自己管理 Kafka のパラメータ一覧では、次が確認できます。

  • Queue モードは、自己管理 Apache Kafka のイベントソースを作るときに選べます。指定がなければ既定は Stream です。ConsumptionMode は作成時だけ設定できます。
  • Stream はコンシューマーグループで、パーティションごとの順序があります。Queue は share groups で、順序の保証はありません。
  • share groups 自体は Apache Kafka 4.0 で使えるようになった、と Queue モードのページは書いています。同じページの利用条件は、share groups を有効にした Apache Kafka 4.2 以降です。Kafka Queue Poller も 4.2 以降が必要です。
  • Amazon MSK は、現時点では Queue モードに対応していません。MSK が Kafka 4.2 以降と share groups を提供してから追加する、と書かれています。
  • 比較表では、各イベントポーラーの同時実行が Queue で最大 10、Stream で最大 5 です。
  • Queue では StartingPosition、StartingPositionTimestamp、MaximumBatchingWindowInSeconds は使えません。読み取り位置は share group のコミット位置です。
  • プロビジョンドモードは Event Poller Unit の使用量で課金されます。金額は、確認したガイドのページにはありません。

当サイトの運用上の考察

順序を守る処理を Queue へ移す判断は、発表の対象外です。ガイドも Queue を順序保証なしと書いています。クラスターが 4.2 未満、または share groups が無効なら、Lambda 側の設定だけでは有効になりません。Amazon MSK は、開発者ガイドの時点では Queue モードの対象外です。

東京・大阪は未確認のままです。What's New は「自己管理 Kafka のイベントソースがある商用リージョン」という条件付きで、Queue モードの開発者ガイドも両リージョンを挙げていません。EC2 と S3 の「すべての AWS リージョン」と同じ扱いにはしていません。

これは当サイトの読み方であり、AWS が既存環境への移行を推奨したという意味ではありません。

確認できていない事項

  • 東京(ap-northeast-1)と大阪(ap-northeast-3)で、自己管理 Kafka のイベントソース自体が使えるか。
  • Event Poller Unit の金額。

既存環境への影響

What's New は、プロデューサー、トピック設定、関数コードを変えずに、並列度をパーティション数から切り離せると書いています。既存のコンシューマーグループ方式が、この発表だけで Queue に変わるとは書いていません。開発者ガイドは、ConsumptionMode を指定しなければ Stream であり、Queue は順序を保証しないと書いています。

対応の必要性

対応不要

「対応不要」は、既存のイベントソースへの必須の移行がない、という意味です。Queue モードを使い始める設定まで不要、という意味ではありません。使う場合は、自己管理 Kafka で share groups を有効にし、イベントソースの作成時に ConsumptionMode を Queue にします。

利用可能リージョン

東京(ap-northeast-1)
未確認
大阪(ap-northeast-3)
未確認

What's New は、自己管理 Kafka のイベントソースが使えるすべての商用リージョンで利用できると記載しています。自己管理 Kafka ESM が東京・大阪にあるとは書かれておらず、Queue モードの開発者ガイドにも両リージョンの記載はありません。条件付きの文のため、未確認のままです。

AWS 公式情報

当サイトの記事は公式情報をもとに編集したものです。正確な内容は必ず AWS 公式情報をご確認ください。

重要度:通常新機能

EC2 の置換前起動は有効化してから効く

2026年10月26日の What's New は、EC2 Auto Scaling の Launch Before Terminate をアカウント設定で有効にできると発表しました。有効化した場合の置換動作であり、未設定のグループが自動で切り替わるとは書かれていません。提供はすべての AWS リージョンです。

重要度:通常リージョン拡張

S3 のアクセスログ配信が GovCloud・欧州ソブリン・中国へ拡大

2026年10月21日の What's New は、S3 のサーバーアクセスログを CloudWatch Logs へ送る機能が、AWS GovCloud(米国)、欧州ソブリンクラウド、中国リージョンへ拡大したと発表しました。ページ題は 5 つの追加リージョン、本文はこの 3 区分です。同じ発表は、すべての AWS リージョンで利用でき、CloudWatch Logs の vended logs 料金が適用されるとも書いています。金額は発表にありません。